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■遺品整理業者の仕事

故人の私物整理は遺族にとって大変な労力となります。特に遠方にお住まいの方にとって、故人の家へ何度も足を運ぶことは大きな負担となるでしょう。そのようなとき、代わりに故人の私物を整理してくれるのが遺品整理業者です。業者は数多く存在しますが、どんな作業をするのか気になる方もいると思います。

■挨拶をしてから作業を開始する

遺品整理業者は、作業へ入る前にまず近所へ挨拶に伺います。遺品整理の際はトラックを駐車して道路をふさいだり、騒音で迷惑になるケースが少なくありません。特に道幅が狭い生活道路などはトラブルになることもあります。

そのようなことがないように業者が事前に断りを入れてくれますので、遺族が別途挨拶に伺う手間も省けます。依頼すればしっかり代行してくれるでしょう。

■物の仕分けと処分が基本

遺品整理業者が行う作業は物の仕分けと処分です。まず最初に遺族の希望を聞いて打ち合わせを行い、その内容に沿って必要な物と不用な物を仕分けます。基本的に不用な物は遺品整理業者が適切に処分しますので、こちらに負担がかかることもありません。ただし、貴重品などは処分を受け付けていない業者もありますので確認が必要です。

■清掃も行ってくれる

遺品整理業者は物の整理だけでなく、部屋の清掃も行ってくれます。業者に整理を依頼すれば、物の搬出からその後の清掃まで代行してくれますので、故人が住んでいた賃貸物件を解約する際に利用することもできます。

部屋の清掃は隅々まで行い、私物が残っていないか最後にチェックして終了です。マンションやアパートの場合、壁紙の張り替えなどの現状回復を行ってくれる業者もあります。

■作業日数は1日

これらの作業を遺品整理業者は1日で終わらせます。場合によっては2～3日かかることもありますが、ほとんどの業者の作業日数目安は1日です。1日で作業を終わらせてくれるため、遺族側にかかる負担も少なくなります。

■作業を見せてもらうことも考える

実際に遺品整理の作業を見せてもらえる場合もあります。業者ごとに対応が異なり、また事前の了承が必要なため機会は限られますが、気になる方は見せてもらうと良いでしょう。

■見積もり時に作業内容を聞いておこう

遺品整理業者の作業内容は業者ごとに若干違います。最も大切なポイントは、見積もり・打ち合わせ時に作業内容を聞いておくことです。ここで聞いておけば不安も和らぐでしょう。時間をかけたくない場合は、遺品整理業者の利用をおすすめします。