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実家の整理、その前に…スムーズに「親の家を片付ける」ための心構え
結婚や独立でしばらく帰っていない間に、元自分の部屋が物置になっていた。この事態に悩む方は、30~50代の3割以上となっています。多くの場合、子から提案する実家の片付け。親の体力と心情をくみ取らないと、大きなトラブルに繋がることもあります。
予定を決めすぎない、疲れたら休む 柔軟対応で進めましょう
部屋の片付けや大掃除をスタートするとき、まず決めたいのが予定です。いつまでにどの部屋を済ませるか、全部終了するのはいつにするか。これを決めなければ1回の作業量や時間が決まりません。
しかし、実際に片付けを始めると、簡単に進まないのが実家の片付けの難しいところ。いろいろな理由から作業が中断となることがあります。
もっとも多いのは、親が腰などを痛めたというケースです。急遽病院へ連れて行くなどしているうちに始めの予定が大きく変わり、作業終了のメドが立たないこともあります。大切なのは、予定にこだわり過ぎないこと。疲れたら休む、期間を延ばすなどで対応しましょう。
たまに帰る実家は「親の家」 捨てるかどうかの最終決定は親に委ねる
名残惜しい、まだ使える、いつか譲ろうと思っている。保管するものばかりで、一向に処分が進まないという経験から、実家の片付けを断念するご家族も多数います。しかし、ここで子が無理やり処分を断行するのは、あまり得策とは言えません。
以前は自分も暮らしていた家ですが、ここ数年は盆と正月に滞在する程度の実家。懐かしい我が家ですが、現在は「親の家」です。子である自分は力仕事を手伝う要因であると、自覚しましょう。捨てるかどうかすべて親に決めてもらうことで、かえって処分もはかどります。
実家の片付けは春・秋に 心地よい気候のなかでスタートすればスムーズに進みます
大掃除といえば冬!というイメージから、実家の片付けを年末年始にスタートさせるご家族が少なくありません。しかし、寒いなか暖房をつけっぱなしにしての作業は不経済ですし、体力も消耗します。親だけでなく子の方まで膝や腰を痛めるかもしれません。
実家の片付けは春や秋など、過ごしやすい季節に行ってください。作業がスムーズに進みますし、穏やかな気持ちで楽しく片付けることができます。GWやシルバーウィークの帰省に合わせた片付け計画を考えてみましょう。
懐かしい実家に久しぶりに帰ってみたら、空き部屋が物置になっていた。ショックを感じ、実家の片付けを決意するご家族は少なくありません。しかし、着手前に知っておいていただきたい「心構え」があります。仲良くスムーズに進めるためのコツを押さえておきましょう。