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国内の引越しであれば、引越し前にマイナンバーカードについて何か手続きを取る必要はありません。新居に移ってから転入届と同時に住所変更を受けましょう。海外への引越しやカード申請中の急な引越しの場合、やや手順が複雑になります。

 

手続きは「引越し後」!役所窓口で14日以内に行います

マイナンバーカードに関して、引越し前に行う手続きはありません。引越し後に新しく暮らす地域の役所へ行き、転入届を出すと同時にカードを提出し一緒に住所変更をしてもらいましょう。

 

必要な書類などは、転入届に必要な
・印鑑
・身分証明書(運転免許証など)
・転出届
に加え、マイナンバーカードまたは通知カードの4点です。

 

手続きは、引越し後14日以内に行うよう規定がありますので、できるだけ早く役所へ行きましょう。引越しし当日か翌日に役所へ行く時間をあらかじめ作っておくと、後から慌てることなく手続きが完了できますよ。

 

海外に引越しす場合は一旦返納します

引越し先が海外の場合、一旦カードを返納する必要があります。この場合は、「引越し前」にこれまで暮らしていた地域の役所へ行き、戸籍などに関わる窓口で相談しましょう。持ち物は
・印鑑
・身分証明書(運転免許証など)
・マイナンバーカードまたは通知カード
の3種類です。

 

日本に帰国し暮らすときには、改めて役所へ行き事情を伝えて再発行手続きを取ってもらいましょう。その際新住所を記載する手続きが必要ですので、必ずこれから住む地域の役所へ行ってください。

 

マイナンバーカード申請中に引越しをする場合は転居後にもう一度手続きを行いましょう

通知カードを提出し、マイナンバーカードを作っている最中に急な引越しが決まることもあります。この場合、何も届け出をしなくても転出届を出すと自動で申請手続きが白紙に戻るようになっています。転入後にもう一度引越し先の役所で手続きを行ってください。

 

引越しは、書類など細かいものがなくなりやすいときでもあります。慌ただしく準備していたら通知カードがなくなったといったトラブルがないよう、引越し直前の申請手続きはできるだけ避け、落ち着いてから新居のある地域で届け出を出すように工夫しましょう。

 

マイナンバーカードについては、まだ制度が始まったばかりで戸惑うかたが少なくありません。心配なことは役所窓口に電話などで問い合わせ、あらかじめ確認しておきましょう。必要な書類は手持ちのカバンに入れ、ダンボールに梱包してしまわないよう注意しましょう。